3月3日の桃の節句には生まれた子の無事な成長を願って、ひな人形を飾ります。
おひなさまはお子様の身代わりとして厄を背負ってもらう“お守り”です。
立春2月4日〜3月中旬
一般的には、母方の祖父母が贈るものとされていますが、内孫の誕生を祝って父方の家が購入する場合や、赤ちゃんのお父さんお母さんが購入されることもあります。
ひな人形はその女の子のお守りですので、一人に一飾りの人形を揃えてあげましょう。お母様のものや、姉妹で兼用するのではなく、一人一飾りでお祝いしましょう。 ひな人形は小さくても込められた願いは一緒です。
ひな人形には、厄払いの意味も込められていますので、何歳になっても飾ってお楽しみいただけます。 ご結婚された場合も、嫁入り先に持っていき、飾られる場合もあります。場所の都合で飾られない場合は、ご実家でご両親が娘の幸せを願って飾ることもあります。
婚期が遅れるということも昔から言われていますが、婚期とは何の関係もありません。行儀作法のしつけのためや物を大切に扱う心を育むため、といわれております。3月末ごろまでにしまうと良いでしょう。 天気が良く乾燥した晴れた日にしまうのが最適です。
「ひな祭り」とは、女の子が無事に健康で育つことを願ってお祝いする行事のことです。
ひな人形や桃の花を飾って、ご両家の祖父母を招いたり、またはご家族だけで料理やお酒を楽しみながら女の子の成長を祝います。